XやInstagramなど、普段からSNSを利用している人は多いのではないでしょうか。
特に動画を利用した宣伝が注目されており、フリーランス動画編集者の需要も増えています。
この記事では、フリーランス動画編集者として活躍し続けるために身につけておくべきスキルや必要スキル、いま狙い目の動画ジャンルなどを紹介しています。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください。
フリーランス動画編集者として活躍するために身につけておくべきスキル
スキルを身につけておくことで単価アップや継続案件を受けやすくなるなどのメリットが生じます。
さっそく、フリーランス動画編集者として活躍するために身につけておくべきスキルを見ていきましょう。
①動画編集ツールの操作スキル
動画編集を行う仕事ですから、当然動画編集ツールを扱うことができなければなりません。
Adobe Premiere Pro
Final Cut Pro…など
上記のような有料編集ツールを案件募集の条件に指定するクライアントも多数います。
普段から操作をし、慣れておくと良いでしょう。
②テキスト情報スキル
おもにタイトルや字幕、テロップなどのテキスト情報を入れるスキルです。
ただ文章を入れるだけではなく、
動画の雰囲気に合ったフォントやデザインを選ぶ
視聴者にわかりやすく情報を視覚化する
誤字や脱字に気をつける
など、さまざまなことに注意して行わなければなりません。
③音声編集のスキル
BGMの挿入
ナレーション
動画内のノイズ除去
音声のクリーニング
など、視聴者が気持ちよく動画を観ることができるよう、音声に関係する諸々を調整します。
音声編集はフリーランス動画編集者として活躍するための重要なスキルのひとつです。
④カラーグレーディングのスキル
カラーグレーディングは主に映像の色合いやトーンを微調整することを指します。
動画に合わせたカラーグレーディングをすることで雰囲気を合わせたり、表現を変化させることができる
⑤トランジションやエフェクトスキル
トランジションとは動画のカットとカットのつなぎめや、場面転換の切り替えを自然に見せる効果の事です。
トランジションを上手に行うためには、複数のエフェクトの中から場面に適切なエフェクトを選ぶ能力も必要です。
⑥モーショングラフィックスのスキル
モーショングラフィックスとは、テキストやイメージ、アニメーションなどの要素を組み合わせて動画やアニメーションを制作する方法です。
モーショングラフィックスのスキルを身につけることで、視覚的な要素から情報やストーリーを伝えることができます。
また、映像を通じて効果的なコミュニケーションの実現も期待することができます。
魅力的な動画を制作するためにも、身につけておきたいスキルです。
⑦ファイル形式の知識
編集作業を終え納品する際、クライアントが求めるファイル形式で納品を行う必要があります。
相手が求める形で納品するためにも、ファイルフォーマットや解像度の知識は身につけておきましょう。
動画編集の案件を獲得するために身につけておくべきスキル
フリーランス動画編集者として活躍し、案件を獲得し続けるためには、動画編集スキル以外のスキルも身につけておく必要があります。
①営業力
いくら編集技術が凄くても、クライアントや企業に注目してもらえなければ仕事につながりません。
フリーランス動画編集者として活躍するためには、自分で自分自身を売り込む必要があります。
そのため、営業スキルも磨いておいた方が良いでしょう。
②コミュニケーション能力
営業力とは別に、コミュニケーション能力も身につけておく必要があります。
クライアントと連絡を取り合う際の文面の書き方や返事のスピード、質問の仕方やタイミングなどさまざまな面でコミュニケーションスキルは役立ちます。
どんなに優秀な編集スキルを持っていても、とっつきにくかったりレスポンスが遅いと案件の継続を見送られる事態になりかねません。
日頃から交流の場に出かけたり、積極的に会話をするよう心がけるとコミュニケーションスキルはどんどん磨かれていくでしょう。
③マーケティングスキル
フリーランス動画編集者として長く活躍するためには、マーケティングスキルも身につけておく必要があります。
クライアントが動画を通して視聴者に伝えたいことや、逆に動画を通して視聴者が求めるものはなにか、世の中のトレンドや需要を見極めるための情報リサーチや分析をする力を養うことで、より活躍の場が広がるでしょう。
④スケジュール管理スキル
フリーランスとして活動すると、複数の案件を同時にかかえる機会が増えます。
それぞれの納期を把握し、期日に間に合うよう作業にあたる能力も必要でしょう。
また、スケジュールをしっかり管理することで無理のない範囲で働くことができ、イレギュラー対応や自己管理にも繋がります。
いま参入すべき狙い目の動画ジャンルとは
フリーランス動画編集者として活躍するためのスキルを紹介しましたが、実際にいま参入するとしたらどの動画ジャンルが狙い目なのか気になりますよね。
いくつかおすすめの動画ジャンルを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①ビジネス系
まずひとつめはビジネス系の動画です。
など、いろいろな理由で副業を始める人が増えている近年。
よく、YouTubeやアプリの広告で副業を勧める動画を見かけることがありませんか?
きちんと広告動画を観ると、
いま、〇〇の理由で〇〇の需要が増えています
私もかつては〇〇の理由で副業をさがしていました
など、ストーリー仕立てになっている動画も多いと思います。
いわゆるドキュメンタリー調の動画にすることによって
といった共感を得やすくなったり、
企業の動画であれば
というような信頼を生み出すことが期待できます。
そのため、テンポの良いドキュメンタリー調の動画を求めるクライアントも多いです。
②ゲーム実況
ゲーム実況はその名のとおり、自身がやっているゲームを実況しながら視聴者と楽しむ動画です。
ただゲームをしている動画を流すのではなく、BGMやエフェクトを挿入したり、テロップを入れて変化をつけることによって面白さを倍増させることができます。
また、ゲーム実況動画を切り抜いてまとめたおもしろ集や神プレー集などといった切り抜き動画も需要が高いです。
ゲームをして編集もするとなると、なかなか手間もかかるため、ゲーム実況の動画編集者を求める人も多いです。
③Vlog動画
Vlogとは、ビデオとブログを合わせた造語です。
おしゃれな生活動画の中に紹介したい商品を組み合わせることで視聴者の購買意欲や興味を持たせる効果も期待できます。
このほかにもバラエティ系や料理系、メイクやファッション系などさまざまなジャンルの動画があります。
ぜひ自分に合った動画ジャンルを見つけてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
動画編集者の需要が増えている今、
マーケティングスキルやトレンドを先取る力なども身につけ、周りと差をつける努力が必要です。
動画編集スキルはもちろん、フリーランス動画編集者として活躍するためには対人スキルなども身につけていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。