フリーランスWEBライターは、自分の好きな場所・好きな時間に自由に作業をすることができるという点でも、注目を集めている働き方です。
また、特にスキルを持っていなくても、パソコン環境が整っていればすぐに始めることができるため、フリーランス初心者の方からも人気です。
しかし、簡単に始めることができるからと言って
全ての人が成功するとは限りません。
この記事では、99%の人が陥るであろうフリーランスWEBライターのリアルな失敗談と、成功への秘訣をご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
リアルな失敗談①案件を受け過ぎてしまった
最初にご紹介するのは、案件を受けすぎてしまったという失敗談です。
など、案件を受ける理由は人それぞれ
あると思います。
しかし、自身のキャパをオーバーするくらい受けてしまうと
・体調を崩し、生産性が下がる
・納期に間に合わなくて信頼を失う
ようなことに繋がりかねません。
また、実績を積みたいがゆえに単価を気にせず受け続けた結果、
という事態になることもあります。
実際に目標の収入を早く達成したいと思ったAさんは、継続案件の他に単発の案件を複数抱えたことがあるそうです。
しかし、もともとの案件と単発の案件の納期が重なり、スケジュールの大幅な見直しが必要になることに…。
その結果、自身の睡眠時間を削るだけでなく
家族との予定も白紙にすることもあったそうです。
また、請け負っている案件でイレギュラーなトラブルが発生し、納期自体が短くなることもあったといいます。
自身で「これくらいならスケジュールが回るだろう」と案件を組んでいても、予想外な事態で納期に追われることもあるので、案件を請け負い過ぎてはいけないということがわかりますね。
余談ですが、継続案件を希望の方は、最初から「単発の依頼です」と提示されている案件は避けた方が良いでしょう。なぜなら継続案件に繋がりにくい場合が多いからです。
というなんらかの事情がある場合以外は、
無理して案件を受けないようにしたほうが
失敗しないで済むでしょう。
リアルな失敗談②案件の単価を気にせず受けていた
ふたつめは案件の単価を気にせず、くるもの拒まずで引き受けて失敗した経験談です。
先ほど紹介した失敗談でも少し触れましたが、
低単価の案件を引き受け過ぎると
作業量は増えるのに収益は増えない
という事態に陥りやすいです。
この失敗は初心者ライターが陥りやすい傾向にあります。
なぜならば
と言ったような嬉しい気持ちや不安が
先行してしまうからです。
とにかく実績を積みたい時などは、単価を気にせず受けることも必要ですが、ある程度仕事の流れを把握し、ライターの仕事にも慣れてきたら案件の選別をするということも必要です。
文字単価0.1円の仕事を引き受けたとします。
この場合、1記事2,000文字書いても報酬は200円です。
しかし、1文字1円だったらどうでしょう?
同じ2000文字を書いたら報酬は2000円です。
同じ作業量なのに、後者の方が
収入が良いですよね。
低単価の案件に取られる時間をスキルアップに使い単価アップを狙った方が、将来的に収入に繋がるのではないでしょうか。
このような理由から、低単価の案件を引き受け過ぎないということも、失敗回避につながるといえます。
リアルな失敗談③高単価に飛びついて内容を把握していなかった
3つ目は、単価や条件に飛びついて案件を引き受けたせいで痛い目を見たという失敗談です。
たとえばBさんは、依頼された案件の単価に飛びつき、内容の詳細をあまり確認せず、二つ返事で引き受けたことがあったそうです。
しかし、蓋を開けてみると普段自分が書くことのないジャンルの記事制作の内容。
ライターとしての慣れから「とりあえず引き受ければなんとかなるだろう」と安易に引き受けたBさんでしたが、普段と違うジャンルの記事制作に倍以上の時間を取られたそうです。
これ以来、Bさんは案件の詳細を隅々まで確認してから引き受けるようにしているそうです。
高単価の案件依頼が来ると嬉しいですが、
後々に信頼を失わないよう、案件の詳細はしっかり把握するようにしましょう。
リアルな失敗談④依頼記事の内容を間違えて解釈していた
4つ目は、引き受けた案件のベクトルを間違えて解釈してしまったという失敗談です。
SEO(検索エンジン最適化)を意識した記事の場合、クライアントが設定したKW(キーワード)で上位表示されるように記事を構成し、執筆します。
フリーランスライターとして2年以上活動しているCさんも、SEO対策を意識し、指定されたKWで記事の執筆を行っていました。
しかし、納品しようとした際に自身が書いた記事のKWと
指定されたKWが合っていない事に気づいたそうです。
そう、Cさんは指定されたKWを勘違いしたまま執筆し、納品しようとしていたのです。
幸い、納期にはまだ日があったので書き直して提出することができたそうですが…
Cさんは仕事に慣れてきた頃が1番失敗に繋がる、クライアントからのメッセージは読んだ気になるのではなく、しっかり隅々まで把握してから執筆に臨むべきだと語っていました。
リアルな失敗談⑤スケジューリングミスをしてしまった
5つめは、納期を勘違いしてスケジュールを組んでしまい、ミスをしたという失敗談です。
フリーランスのWEBライターとして活動していると、複数のクライアントと契約し、案件をこなすことがほとんどです。
そのため、それぞれの案件の納期をしっかり把握し、スケジュールを立てないと作業が滞り、納期に間に合わなくなる事態になりかねません。
実際にWEBライターとして活動しているDさんは、上記のように複数のクライアントと契約し、案件を抱えていました。
Dさんは案件を受けるたびにスケジュールアプリに納期を入力し、案件を円滑に回すための努力をしていましたが、ある日とんでもないミスに直面してしまったそうです。
その重大なミスとは、「次の納期は木曜日」だと思っていた案件が、実は月曜日だったという、そもそもの納期を勘違いしていたというミスです。
スケジュールアプリに納期を入力して管理していても、そもそもの納期を間違えてしまっていたら意味がない
Dさんはクライアントからの連絡で納期ミスに気づき、なんとかその日のうちに納品をすることができたそうですが、1歩間違えばクライアントからの信頼を失っていたかもしれません。
これ以降、Dさんはスケジュールアプリに入力したからといって安心するのではなく、納期自体が間違っていないか何回も確認する癖付けを徹底しているそうです。
フリーランスWEBライターとして成功するためには
いくつかの失敗談を紹介しましたが、いずれも自身の力を過信せず、内容をしっかり把握していれば起きなかったような些細なミスが多いように見受けられます。
①案件の詳細をしっかり把握する
案件がきたから受けるのではなく、引き受ける前にしっかり内容を把握することで契約後のミスを減らす
②案件を引き受けるまえに一拍置く
来るもの拒まずで案件を引き受けるのではなく、作業量と報酬は見合っているのか、案件を引き受けることで自分のキャパをオーバーすることにならないのかをしっかり吟味してから引き受ける
③スケジューリングミスをなくす
スケジュールアプリを活用することはもちろん、もともとの納期を勘違いしていないか複数回確認する癖をつける
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ライティングのスキルを身につけることも成功するために必要なことですが、
まずはクライアントとの信頼関係を崩さないためにも自身のキャパを把握し、行動することが成功へと繋がるのではないでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。