リモートワーク化が進み、現在ではフリーランスへ転向する人も増えてきています。
人気の在宅ワークのひとつであるWEBデザイナーですが…
など、ネガティブな意見も度々見かけるという人もいるのではないでしょうか?
どんなに仕事に興味があっても、マイナスな意見を耳にしてしまうとなかなか一歩が踏み出せなかったりしますよね。
そこで今回は、
・WEBデザイナーを副業にするのは現実的なのか
・WEBデザイナーになると後悔すると言われる理由
・WEBデザイナーの実態
を詳しく紹介していきます。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
WEBデザイナーは副業に向いているのか
結論から言うと、正しい知識を持っていれば副業にも向いている、と言えるでしょう。
WEBデザイナーは、未経験や初心者でも挑戦しやすい職です。
しかし、挑戦はできても実績や経験・デザインスキルを身につけていないとクライアントに選ばれにくかったり、うまく作業を進めることができなかったりします。
・無事案件を取る事ができても、下積み期間中は低単価だったりする事も。
ですが、仕事の案件自体は幅広く豊富です。
逆にいうと、下積みやスキルをしっかり身につけておけば様々な案件を獲ることができるでしょう。
WEBデザイナーの仕事の流れ
WEBデザイナーは作品を作るだけではありません。実際のWEBデザイナーの仕事の流れを簡単に紹介します。
①クライアントとのすり合わせ
まずはクライアントのニーズを把握し、どんな作品を求めているのか意見をすり合わせていきます。
ここでしっかりヒアリングやコンセプトや方向性の決定をしておかないと、
修正に手間取ることになりかねません。
②骨組み作成
WEBサイトの画面デザインや仕組みなどのサンプルを作成、クライアントにニーズとズレていないかを確認していきます。
③本制作
クライアントからGOサインをもらったら、サンプルのWEBデザインを元に本制作へ。プログラミングやコーディング作業を行い、完成に近づけます。
④納品
無事作品が完成したらクライアントに納品→修正箇所があればリテイク、なければそのまま完了です。
WEBデザイナーのデメリット
さっそく、WEBデザイナーになると後悔する、と言われる理由を見ていきましょう。
①収入と労働が見合っていない
さきほど少し触れましたが、WEBデザイナーは下積みを得て単価が伸びて行く職業です。
WEBデザイナーとして駆け出しの頃は、実績を積むために低単価の案件を受けがちだったりします。
そのため、収入に対して労働時間が見合わない事も多く、挫折する人もいるようです。
②リテイクが多い
WEBデザイナーは、クライアントからの要望に見合った作品を納品しなければなりません。どんなに早く完成しても、クライアントの要望から外れていたら修正を何回も求められることになります。
度重なる修正によってひとつの作品にかける時間が長くなる=過酷・大変だ
という印象が強い
③正しい知識を身に付けられていない
こちらも冒頭で少し触れましたが、WEBデザイナーは未経験・初心者からでも挑戦することができます。
実際に、未経験から始めて仕事を請け負うことができる人もたくさんいます。
しかし現場で使える正しい知識を持っていないと単価がなかなかあがらなかったり、作業効率が悪いまま進めることになりかねません。
近年ではオンラインスクールなども普及しており、自宅にいながら授業を受けることもできます。
スクールを選ぶ基準としては、実際に実績を積んでいたり、現役で働いている人が講師を務めているスクールを選ぶと良いでしょう。
授業を受ける=スキルが身につく、ではなく
現場で使えるスキルを身につけることが大切
④常に情報がアップデートされていく
デザインを扱う業種なため、トレンドをいち早く取り入れ変化させていかなければいけません。
つまり勉強をし続けないといけないことからWEBデザイナーはやめておけという人もいるようです。
⑤健康の問題
WEBデザイナーは長時間デスクに向かう仕事です。ずっと同じ姿勢でいることによって肩こりや腰痛になる人や、筋肉が衰えてしまう人もいます。
また、目の疲れも溜まりやすく頭痛を引き起こす人も。
・適度なストレッチを挟む
・休みの日や空いた時間に軽い運動をする
・目を休ませる時間を作る
…など、自分でできる対策をすればそこまで問題にはならないでしょう。
⑥自分が思っていることをうまく表現できない
どんなにスキルを身につけても、自分が思い描いているデザインを表現できないとやりがいを感じられなくなっていきます。
例えば
予算や作品にかけられる時間が制限されている
クライアントのニーズを優先するため自分の個性を抑える
自分の世界観をクリエイティブに表現したい人は、WEBデザイナーはやめておけ、と思うようです。
WEBデザイナーのメリット
WEBデザイナーになると後悔すると言われるデメリットについて紹介しましたが、WEBデザイナーになるメリットもたくさんあります。
①特化した分野にすることができる
デザインスキルやプログラミング、ツールの使い方などさまざまなスキルや知識を必要とするWEBデザイナー。
スキルを身につけ、独り立ちするまでは時間がかかるかもしれませんが、逆にいうと専門的な知識を多数身につけることで自身の特化分野に昇華することができます。
②在宅でできる
WEBデザイナーは、パソコン機器やネット環境があればいつでもどこでもできる仕事です。
また育児や介護の隙間時間に作業を行うこともでき、融通が利きやすいという利点もあります。
③自分のペースで作業
WEBデザインは基本ひとりで行う仕事です。納期に間に合わせるため、常に作業の段取りを考えるなど頭は使いますが、逆にいうと自分のペースで作業を進めることができます。
人間関係によるストレスを受けにくいという点も、メリットのひとつでしょう。
④収入源を細分化できる
WEBデザイナーとして身につけるスキルは、他の分野にも活かすことができます。
たとえば自分が受けている案件の隙間時間に、個人でのサイト運営や動画コンテンツ作成を行う→収益化することができれば、複数の収入源ができることになります。
SNSが普及している現代だからこその立ち回りができるでしょう。
⑤自分の努力次第で年収を上げることができる
フリーランスのWEBデザイナーは、自分で引き受けた案件の分だけ収入を増やすことができます。
自分が努力すればするほど稼ぎが増える=年収もあがる
もちろん、身体を壊すような働き方や納期に間に合うかわからないギリギリまで案件を受けたりするのはだめです。
納期に確実に間に合う、引き受けられる範囲内で努力をしましょう。
⑥転職に有利になる
WEBデザイナーになったものの、このように思うこともあるかもしれません。
WEBデザイナーはたくさんのスキルを身につけているので、転職しやすい業種でもあります。
まとめ
WEBデザイナーになると後悔するといわれる理由はいくつかありますが、大体が対策を立てることで収めることができます。
WEBデザイナー1本で独立するためには下積み時間が必要な場合もありますが、隙間時間に稼ぐ副業としてならWEBデザイナーに挑戦してみるのもひとつの選択ではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。