転勤が多い配偶者を持つひとは、上記のような悩みを抱えているのではないでしょうか?
行く先々で新しい職、新しい同僚と働くことが楽しみだと思うことができればいいかもしれませんが、せっかく仕事に慣れてきたところなのにまた新しい仕事を探すのは…と戸惑う人のほうが多いのが実情。
実はそんな転勤妻には在宅ワークがおすすめなんです。
この記事では転勤妻に在宅ワークがおすすめな理由やメリット・デメリットなどを紹介しています。
転勤妻に在宅ワークがおすすめな理由
転勤妻に在宅ワークがおすすめな理由はいくつかあります。
①転勤のたびに仕事を変えなくていい
転勤妻に在宅ワークがおすすめな理由として「転職活動をしなくていい」という部分が大きいと、実際転勤妻として奮闘しているひとはいいます。
転職活動は
会社選定
面接応募・面接
合否→不合格なら再度会社選定からスタート
と、時間も労力も使いますよね。
また、急に転勤が決まった際には、同僚に迷惑をかけてしまうなど精神的な部分もすり減ります。
在宅ワークであれば上記のような苦労をすることがなく、転職に消費されるはずだった時間も有効に使うことができます。
②時間や場所を気にせず働くことができる
①の理由に近しい部分もありますが、在宅ワークなら時間や場所を気にすることなく働くことができます。
急な転勤でも新しい土地で変わりなく働くことができますし、慣れない土地での通勤に戸惑うこともありません。
地方や海外駐在になったとしても働くことができるというのも在宅ワークがおすすめな理由のひとつです。
③仕事の調節がしやすい
転勤=引っ越しをしなければならないですよね。
引っ越しは手続き・荷造り・荷ほどきなどやることも多いですし、時間がかかります。
また、小さいお子さんがいるご家庭だと、急な発熱や怪我などで仕事を休まなければいけなくなることもあります。
このような時、在宅ワークなら仕事の量を調節することができるので、転勤に伴う引っ越しに慌てたり、代わりに勤務してくれる人を探す必要もなく、仕事を休まなければいけないことからくるストレスを抱えることもありません。
会社に所属するよりも、在宅ワークの方が家庭を優先して動くことができるという部分も、転勤妻に在宅ワークがおすすめな理由のひとつです。
在宅ワークをするメリット
転勤妻が在宅ワークをするメリットとはどんなものがあるのでしょうか?
いくつか紹介していきます。
①転勤が働く環境に影響しない
先ほど少し触れましたが、在宅ワークの大きいメリットとして転勤が自身の働く環境に影響しないという部分があげられます。
会社に所属している場合、転勤の時点で「離職」が確定します。離職の際の手続きや仕事の引継ぎなどタスクがたくさん発生しますが、在宅ワークならそれらの手間が省けます。
転勤するにあたって子供の学校の転入手続きなど、仕事以外でもやることがたくさんでてきます。自身の仕事が落ち着いているだけでも、新しい環境での悩みがひとつ減るのではないでしょうか。
②スケジュールの調整
こちらも先ほど少し触れましたが、スケジュール管理がしやすいというところも在宅ワークのメリットのひとつです。
子供が急な発熱・怪我をした、急遽親戚の催しに参加しなければならなくなったなど、さまざまな理由で仕事を休まなければいけなくなったというときに、
転職してすぐだと休みを言い出しにくい
人間関係に影響してしまうのではないか
というような悩みや不安を抱えると思います。
そんな時に在宅ワークなら周りに迷惑をかけることなく仕事を調整することができるので安心です。
③キャリアを積み続けることができる
転勤による転職を頻繁にしていると、なかなかキャリアを積みにくいという部分があります。しかし在宅ワークなら同じ環境下で仕事を続けることができるので、転勤に関係なくキャリアを積むことが可能です。
また、同じクライアントと長くお仕事をすることによって信頼関係を築くこともできますし、在宅ワークを続けている限り仕事を通して繋がった人たちとの縁が切れることもありません。
④金銭によるストレスを減らすことができる
転勤に伴い転職活動をする場合、転職活動中の間は収入がなく貯蓄を切り崩して生活することになります。
引っ越し代はもちろん、新しい住居での家具や生活用品代もかかることになるので、一瞬でも収入が減るという事態は避けたいですよね。
そんな時在宅ワークであれば、転勤先でも継続的に収入を得ることができます。
転勤妻が在宅ワークをするデメリット
逆に転勤妻が在宅ワークをする上で起こるデメリットとして、どんなことがあげられるのでしょうか?
①プライベートと仕事の切り替えが難しい
時間や場所の制限がないというメリットがある一方で、「家」という自身が一番リラックスできる空間で仕事を行うことで公私のスイッチの切り替えが難しいというデメリットも生じます。
生活空間にいると、ついついテレビを見てしまったり携帯を触ってしまったり…
在宅ワークは気をしっかり持って仕事に取りかかる精神力が大事です。
自分の作業部屋を作ったり、作業スペースを作ることで対策を行うことも有効な手段のひとつです。
②スケジュール管理
在宅ワークは自身で作業のペース配分を決めたり、そもそもの仕事量を調節しながら行う必要があります。
定められた納期に間に合うように仕事を進めることはもちろん、自身の体調を崩さないようにペース配分を考えながら動かなければなりません。
子供の行事や日々の家事などと併せてスケージュール管理を細かく行う必要があるという部分もデメリットのうちのひとつではないでしょうか。
③こつこつした作業が多い
ZOOMミーティングなどチームで顔を合わせることもありますが、在宅ワークは基本ひとりで行う作業がメインです。
仕事でわからないことが出てきてもすぐに人に聞くことができなかったり、接客業のような人と接する仕事が好きだという人には、在宅ワークのようなコツコツした作業はデメリットになりうるのかもしれません。
在宅ワークのデメリットを防ぐには
在宅ワークのデメリットを予防することができたら、もっと快適に働くことができますよね。ここでは在宅ワークをより快適にするための方法を紹介しています。
①家での仕事環境を整える
一見、座って行う作業は体が楽そうに見えますが、実は腰に負担がかかったり、長時間の作業を行うと体が痛くなったりします。
負荷のかかる体制で作業を行うことで生産性が低下することもあるので、作業しやすい椅子や机を用意し、家での仕事環境を整えてみることも効果的です。
②時間管理ツールの利用
仕事を順調に進めるためには、時間やタスク管理ツールを利用することもおすすめです。
頭で考えていることを可視化することでやるべきことが明確になりますし、作業の抜け漏れを防ぐこともできます。
ツールをうまく利用し、効率化をはかりましょう。
③ルーティーンを決める
自身のルーティーンを決めるということも、在宅での公私のON・OFFを切り替える手段として有効です。
毎朝コーヒーを飲んでから作業
ストレッチをした後に作業
など、〇〇をしたら作業と決めて毎日同じ行動をすると、自然にON・OFFを切り替えられるようになってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なにかとバタバタする転勤妻にはスケジュールを調整しやすい在宅ワークがおすすめです。
毎回転職活動をするのが辛い…という人は、ぜひ在宅ワークを始めてみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。