現在、私は2人の子供を育てながらフリーランスとして活動しています。
妊娠を機に退職したころは、まさか自分がフリーランスになるとは夢にも思っていませんでした。
なぜなら私は特に資格も持っていないですし、パソコン操作にも慣れていなかったからです。
この記事では、そんな私がフリーランスを目指すことになったきっかけや、フリーランスになって良かったこと、生活の変化などについて紹介しています。
フリーランスに興味があるけど一歩踏み出す勇気がない…という人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
きっかけは妊娠・離職・出産…
冒頭で説明した通り、私は妊娠をきっかけに務めていた会社を退職しました。退職後は初めての妊娠ということもあり、自分とお腹の子のことだけで精一杯。
とても働くことができる状態ではありませんでした。
出産後数カ月を経て
妊娠を機に退職しましたが、いつまでも主人ひとりの稼ぎで生活するわけにもいきません。出産後子供が夜にまとまって寝るようになり、子供との生活に慣れてきたころ、社会復帰について考えるようになりました。
しかし子供が小さいうちは面倒を見てくれる人がいないとパートに出ることもできません。
主人が仕事から帰宅後、働きに出ることも考えましたが、主人はシフト交代制で休みが不規則、深夜勤務がある日もあります。主人の仕事の都合に合わせて働くということは、かなり難しいことでした。
「家で働いたらいいんじゃない?」
特に資格も持っていないし、パソコン操作もよくわかっていなかったので外に働きに出ることしか頭になかった私ですが、主人から言われたこの一言がきっかけで在宅ワークという選択肢もあるのかも…と思うようになりました。
情報収集
パソコン操作を覚えると同時に、在宅ワークについて調べる日々。
ある日、WEBライターというお仕事に巡り合います。
詳しく調べてみると
資格がなくても始めることができる
初心者OK
文章を書くことが得意
パソコンさえあれば未経験でも挑戦することができるというではありませんか!
働くことができないと落ち込んでいましたが、ようやく光が差し込んだような気がしたことを覚えています。
案件探し
WEBライターという働き方に挑戦しようと思ったわけですが、
まさかの仕事の探し方でつまずくことに。
SNSやWEBサイトを駆使してたどり着いた先は、「クラウドソーシングサイト」でした。
クラウドソーシングサイトとはクライアント(仕事をしてくれる人を探している人)とワーカー(仕事が欲しい人)をつなぐサイトです。
この時点では、私はクラウドソーシングサイトを使ったことがありません。初めてのことだったので、「ほんとに無料なの?」「あやしくない?」といった、不安や疑心からすぐに登録することができませんでした。
一歩踏み出さなきゃなにも変わらない…!
勇気を出してクラウドソーシングサイトに登録してみたら、実際は案件の種類が豊富ですし、クライアントとワーカーの間にサイトが入ることによって安全性もしっかりしているということがわかりました。
勢いに乗って案件に応募
クラウドソーシングサイトに登録後、そのままの勢いでさっそく初心者OKのWEBライターのお仕事に応募。私は趣味でブログを書いていたことがあったので、応募時の備考にその旨も記載して応募しました。
テストライティング後、運よく合格。ご縁があり、現在も一緒にお仕事をさせて頂いています。
初めは外にパートに出るくらいの金額を在宅で稼ぐことを目標にしていましたが、
少しずつこなせる案件数が増え、実績を積んでいくうちに月の収入も増えました。
月の収入が増えてきたタイミングで本格的にフリーランスとして活動することになったのです。
フリーランスになって良かったこと・変わったこと
フリーランスになって良かったことはたくさんありますが、やはり在宅にいながら収入を得ることができるという点が大きいです。
収入を得ることで金銭的にも余裕ができますし、精神面も安定します。
また、子供の体調不良や急な事態にも対応しやすいというところもフリーランスの強みだと私は思います。
また、自身のライフワークバランスにも良い影響があり、
例えば
①通勤時間がない
外に働きに出ていると通勤時間がかかったり、電車の時間に間に合うかそわそわハラハラしながら子供の朝の準備をしなければいけません。
フリーランスなら通勤を気にする必要がありません。外に働きに出るより時間に追われないので、精神的に余裕を持って子供に向き合うことができます。
②日々のタスクの優先順位を自分でつけることができる
在宅勤務であれば仕事の合間に家事や用事を済ませることができます。
自分で何を優先して「今日」を過ごすか予定を組み立てられるので、無駄なくタスクをこなすことができます。
③生活リズムの安定
フリーランスは無理をしすぎると生産性が下がるもの。
在宅勤務であれば自身の不調を感じた際に作業を中断して休息を取ることで、体調の悪化を防ぐことができます。
また、子供と一緒に寝て起きる生活をしていると、自然と自身の生活リズムも安定します。意図せずとも健康的な日々を過ごすことができるのもフリーランスの良いところです。
フリーランスの難しいところ
フリーランスになって良かったことはたくさんありますが、難しいと思う点もいくつかあるので紹介したいと思います。
①仕事とプライベートの切り替え
在宅で仕事をしていると、仕事とプライベートの切り替えが難しかったりします。
どうしても普段リラックスしている空間にいると動くのが億劫になったり、まったりしてしまう瞬間がでてくるんですよね。
私は仕事の空間を作ったり、「〇〇をしたら仕事開始!」と自分なりのルールを作ったりすることで、仕事のON・OFFを行っています。
また、仕事の納期に追われていると子供のことに集中できなかったり、逆に子供のことで手いっぱいの時は仕事に集中することができないということもあります。
フリーランスとして働く以上、思うように行動できないことに対して気持ちの折り合いをつけることができるようにする必要があります。
②子供との時間
基本的に子供が不在の時や寝ている時などに仕事をするようにしていますが、どうしても子供がいるときに作業をしなければ間に合わない!という時もあります。
そんな時は子供と遊んであげることができないので、少なからず寂しい思いをさせてしまうことも。
家にいるからこそ起きる悩みですね。
③イレギュラー対応のしわ寄せ
フリーランスの強み、良いところのひとつが子供の体調不良やイレギュラーな事態に対応できるというところと説明しましたが、逆にいうとイレギュラー対応をしている間は仕事を中断しなければいけません。
作業を進めるためには自身の睡眠時間を削ったり、多少無茶をしなければいけないことも。
フリーランスは納品までのすべての作業を自分で行わなければいけません。イレギュラー対応に対するしわ寄せが大きいというところがネックな部分ではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フリーランスは子供の生活に合わせて働くことができたり、イレギュラー対応もしやすいという一面もある分、仕事に対する責任や重みも大きいです。
私はフリーランスという働き方を選択することによって、精神的にも金銭的にも余裕を持つことができました。
この記事が「フリーランスになりたいけど一歩踏み出せない」という方の背中をすこしでも押すことができたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。