「フリーランスとしてどうやって仕事を探せばいいだろう?」
「中々継続案件を獲得できない」
などの悩みを抱えているフリーランスの方も多いのではないでしょうか?
今回は、フリーランスの仕事の受注方法や継続して仕事を得ていくためのコツなどを解説していきします。
ぜひ参考にしてみてください。
フリーランスの案件探し方
フリーランスの方が仕事を探す方法には、大きく分けて以下の4つの方法があります。
一般的に、クラウドソーシングを使った案件受注がもっとも難易度が低く、次いでエージェントサービスとなり、直接営業や紹介は難易度が上がります。
まずはこれら4種類の案件探し方について押さえておきましょう。
クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトとは・・・
仕事を依頼したい発注者と仕事を受注したいフリーランスのマッチングが行われるWebサービス。
代表的なサービスとしてはクラウドワークスやランサーズが有名です。
仕事を探しているフリーランスは、掲載されている仕事一覧から自分が取り組みたい案件に応募します!
条件交渉は自分で行わなければなりませんが、請求はシステムが簡略化してくれていることも多く、フリーランス初心者に優しいサービスだと言えるでしょう。
エージェントサービス
エージェントサービスとは・・・
サービス概要は、クラウドソーシングサービスと似ています。
フリーランスと発注者のマッチングが行われるサービスの1つで、クラウドソーシングと同様に多数の案件が掲載されています。
主な違いは、フリーランスと発注者の間に仲介人(エージェント)が入る点です。
クラウドソーシングサービスでは、フリーランスと発注者が直接やり取りを行います。
そのため、フリーランスは契約内容の交渉や請求業務も自分の責任で行わなければなりません!
一方、エージェントサービスは仲介人(エージェント)が契約締結や請求をサポートしてくれます。
クラウドソーシングサービスと比べてサポートが手厚い一方で、フリーランスとしての実績やスキルがなければ仕事を受注しにくい傾向があります。
直接連絡して自分を売り込む
クラウドソーシングやエージェントを介さず、自分で営業を行う方法もあります。
例えば・・・
WebライターやWebエンジニアといった職種の方であれば、
自分が気に入っているサービスの運営会社に営業し、仕事をもらう。
一方、契約や請求を自分で行わなければならないため、クラウドソーシングやエージェントに比べて難易度は高いと言えます。
これまでの人脈を利用する
フリーランスが仕事を獲得するのに最も一般的な方法は、これまでの人脈の活用です。
FacebookやSNSなど、これまでにオンラインで構築した人脈があれば、それも活用しましょう!
案件探しで重要な2つのポイント
ここまで案件探しの方法を紹介してきましたが、重要なのは「どの方法で仕事を探すか」ではありません。
下記に案件を獲得する上で、重要な視点について解説していきます。
得意を活かすこと
フリーランスが案件を探す上で大切なのは、「得意を活かすこと」です。
例えば、スキルがなくても営業力が高ければ、営業力を生かして実績と経験を重ねスキルを高めることができます。
そのためエージェントサービスや紹介よりも、自分から積極的に営業をかけられるクラウドソーシングや直営業が向いていると言えるでしょう。
しかし、営業力に自信がない方、あるいは仕事が丁寧な一方で量をこなすのが苦手な方は、丁寧な仕事が評価される場に身を置くことが仕事受注に繋がりやすくなります。
エージェントサービスであれば、クライアントからの満足度が高いフリーランスには仕事が入ってきやすくなりますし、その他の方法で仕事を受注している場合でも紹介をもらいやすいでしょう。
継続を重視すること
駆け出しのフリーランスにとって「案件獲得」は重要ですが、それ以上に大切なのは獲得した案件から継続的な仕事につなげることです。
フリーランス向けの仕事には、次の2つの種類があります。
- 単発案件
- 継続案件
単発案件は・・・1つのプロジェクトが完了次第契約が終了する案件です。
継続案件は・・・「毎月○記事の納品」のように継続的な発注を前提にしている案件です。
単発案件の中には単価がよいものもありますが、単発案件を中心に仕事を受注していると常に営業しなければならない状態が生まれてしまいます。
一方継続案件を持っていると、収支が安定しやすいです。
案件を受注するときに注意すべきポイント
案件探しにおいて重要なのは条件の良さだけではありません。
案件を受注する際は、以下5つのポイントを重視しましょう。
価格設定を工夫する
まず受注時に注意したいのは価格設定です。
継続案件を増やし収支を安定させるためには、1つの案件を長く続ける必要があります。
経験が浅いときは低単価で受注しようとしてしまいがちですが、低単価で仕事を受注するとスキルアップ等に使う時間を捻出しにくくなります。
その結果、仕事に追われてしまって身体を壊したり、スキルアップができなくなったり、デメリットが生じてしまうこともあります。
スキルが上がらない仕事は選ばない
仕事が少ない状況では「とにかく1つでも仕事を受注しよう」と思ってしまうのではないでしょうか。
しかし、フリーランスにとって重要なのは、市場の変化に対応しながら成長し続けることです。
もちろん条件がよい仕事も受注していくべきですが、どれだけ条件がよくても成長が見込めない仕事は、長期的な視点で考えるとメリットが少ないこともあります。
そのため稼ぐための仕事だけでなく、スキルアップにつながる仕事も積極的に受注するように心掛けるようにしましょう!
信頼できないクライアントからの仕事は受注しない
どれだけ仕事の条件がよくても、信頼できないクライアントからの受注は避ける方がいいでしょう。
特に、クラウドソーシングやエージェントサービスを介さずに契約するときは注意が必要です。
たとえ条件が良くても、費用を払ってもらえなくては労力が無駄になってしまいます。
また、作業内容をクライアント都合で増やしてくるケースも見受けられます。
クラウドソーシングサービスではクライアントに対する評価も確認できますので、
評価を確認し信頼できるクライアントからのみ仕事を受けるようにしましょう。
納期とクオリティを保証する
仕事を受注した際は、納期の厳守とクオリティを保証するようににしましょう。
次の仕事の依頼をもらうことができるのは、現在引き受けている仕事の成果物がクライアントの高評価を得られた場合です。
現在 任されている仕事の評価が、次回の仕事に繋がります。
- 仕事のクオリティ
- クライアントとのコミュニケーション
- レスポンスの速度
など、全てが次の仕事につながっているということを意識するようにしましょう。
フリーランスがより良い仕事を獲得するために
実績を重ねポートフォリオを充実させる
フリーランスにとって、実績はなにより影響力のある営業資料です。
クライアントにとってスキルを持ったフリーランスを選ぶことは、案件を発注するうえで非常に大切なポイントです。
実績を重ねるだけでもスキルは身につきますが、クライアントにスキルを十分に持っていることは伝わりません。
特に好条件の案件ほどフリーランスを選ぶ目は厳しくなります。
好条件の仕事を受注するためにも実績を重ね、ポートフォリオを充実させることが大切です。
定期的に受注している案件を見直す
定期的に受注している案件の見直しも行いましょう。
継続案件が増え、新規営業を行わなくても収支が安定するようになってくると、新規営業へのモチベーションが下がることがあります。
継続案件の内容によってはスキルアップがしにくく、成長に繋がらないこともあります。
長期的に見たときに市場価値が下がってしまう可能性もあることから定期的に自分の状態を把握し、受注案件のバランスを整えることも大切です。
市場の動向を把握しておく
市場動向を把握しておくのも大切です。
一般的にサービスの単価は需要と供給によって決まります。
どれだけスキルが高くても、同様のスキルを持っている人が増えてくると相対的に価値は下がります。
新しいIT技術の登場によってスキルが陳腐化してしまうこともあります。
最後に
フリーランスとしての案件獲得方法と継続させるためのコツについて解説してきました。
記事を参考に、ご自身の案件獲得方法を見直してみてください!
「独学でスキルをつけるのは難しそう…」
「1人で副業フリーランスを始めるのは不安」
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