クラウドソーシングやスクールなど、フリーランスを後押ししてくれる環境が整ってきているいま、フリーランスは増加しています。
それに伴い、増えすぎて需要がもうないのではないかと不安になり、なかなか踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
フリーランスは増えていますが、ITも活発になっているため、まだまだ需要は高まる一方ですよ。
今回はフリーランスの現状やこれから始めるときにおすすめの仕事、成功のポイントについて解説します。
フリーランスは増えすぎ?
2020年の内閣官房調査によると、フリーランスの人口は462万人であり、労働人口の約7%となっています。
そのなかでも本業にしている人は214万人であり、まだまだフリーランスだけで生活している人は多くはありません。
コロナがあり、在宅ワークやフリーランスが注目されたことで広がりつつありますが、会社で雇用されている人と比べるとやはり少ないですね。
調査によるとフリーランスのなかでも女性は約10%しかおらず、特に少ないこともわかります。
最近は働き方を考える傾向にあり、フリーランスになりたい人は多いのかもしれませんが、なかなか実行にうつすのは難しいようです。
しかし、国の働き方改革やクラウドソーシングの発達が後押しして、この先も少しずつ増えていくことは考えられます。
ライターやデザイナーは手軽に取り組みやすく、人気が高いため、仕事の受注が難しい場合もあり、増えすぎていると感じている人もいるのかもしれません。
これからでも稼げる職種4選
初心者でも始めやすいライターやブロガーは人気で、始めている人も多いです。
これからフリーランスになりたい人が取り組みやすくて、稼げる可能性のある職種について紹介します。
1.SNS代行
SNS代行とはさまざまなSNSを活用し、企業や商品のアピールをすることです。
最近は広告やテレビ以上にSNSの力が大きいとも言われており、SNSを利用する企業が増えています。
企業の代わりにSNSを運用するだけなので、使い慣れたツールから始められるのが初心者にうれしいポイント。
しかし、SNSの運用だけでは単価は低く、企画や分析などのSNSマーケティングについて理解しておかなければ、単価の高い仕事は難しいです。
また、どのような投稿が伸びるのか調べたり、コメントにきちんと返信したり、時間のかかる仕事もあります。
分析や戦略がしっかりとでき、企業に欲しい人材と思ってもらえれば、高収入も期待できるでしょう。
2.WEBデザイナー
WEBデザイナーはホームページの制作やロゴ、バナーのデザインを企業に代わって制作する仕事です。
HTMLやCSS、illustratorなどの複雑なツールを使いこなせなければ、仕事は始められません。
クラウドソーシングでは初心者でも受注OKな仕事もありますが、それでも知識ゼロでは難しいでしょう。
WEBデザイナーを始める場合には、ある程度ツールに関する知識や技術を身につけてから
始める必要があるため、初心者には難易度が高めです。
しかし、一度技術を身に付ければ仕事はこなせますし、今後も長く続くネット社会のなかでは需要も続くでしょう。
デザインがよければ名前が知れわたり、個人的に仕事の依頼がくる可能性もあります。
3.動画編集
動画編集は動画サイトにアップする動画の編集やイベントのムービー作成などがあります。
作業は細かく分かれており、BGMやテロップの挿入、カットの繋ぎなどさまざまです。
仕事は一部を依頼される場合が多いので、多くの作業ができるとさまざまな仕事に対応できて受注しやすいでしょう。
ですが、編集の一部ができるだけでも仕事は始められるため、初心者にやさしいとも言われています。
経験を重ねていくなかで、できる技術を勉強して増やしていくとよいですよ。
動画は需要が伸びている分野なので、この先も仕事は増えていく可能性が高く、そのなかでも高単価の仕事を受注するには、高度な技術が必要です。
編集だけでなく企画や撮影、ディレクションは誰でもできるわけではないので、身に着けておくと重宝されますよ。
4.オンライン秘書
オンライン秘書の仕事はスケジュール管理だけでなく、経理や書類作成、会議の準備など、企業によって多岐にわたります。
コロナ前までは会合のお店や出張先のホテルの手配などがありましたが、在宅ワークが増え、ネットでの会議準備やツールを使った経理が増えています。
基本的にはパソコンやZOOMが使えれば、オンライン秘書は始められますよ。
最初は簡単な仕事や働く時間の少ない業務から経験を積み、慣れてきたら長時間働き、スキルを身につけていくとよいでしょう。
クライアントによってはデザイン作成やSNS運用など、多くの仕事をまかされる場合もあります。
任される仕事が多岐にわたる分、会社で培った知識が活かせる場合もあり、副業として始めやすいと言われています。
しかし、経理やスケジュール管理が苦手な場合、仕事の受注も難しくなってしまうため、パソコンやツールには使い慣れておいたほうが安心です。
フリーランスとして成功するポイント
フリーランスになるからには成功して、しっかりと収入を得たいですよね。
今からでも稼げる仕事をする以外にも、成功するためのポイントがあるので、紹介します。
他のフリーランスと差別化する
獲得しやすいスキルは誰もが持っているため、単価の低い仕事ばかりになってしまいますし、受注も難しくなります。
他の人と違うところをクライアントに見せ、欲しいと思ってもらうことが重要です。
例えば、高度なスキルや多くの知識を持っていれば、幅広い仕事を任せられるため、クライアントにとってはうれしい人材です。
スキル以外にも連絡が丁寧であることや仕事内容に関して提案をするなど、信頼関係を高める行動ができることもよいですよ。
安心して仕事を任せられるとわかれば頼みたいと思ってもらえますし、継続して依頼をしてもらえるでしょう。
需要の高いジャンルに取り組む
人気のジャンルは競争倍率が高く、応募しても採用される可能性は低くなります。
人気だと募集人数も簡単に集まるので、単価も下がるかもしれません。
例えば、主婦が取り組みやすい子育てというジャンルよりも、専門知識を持っている人が少ない金融関係のほうが応募者は減ります。
特定の知識がないとできない仕事は受注できる人も限られるため、クライアントからの需要が高まりますよ。
もしくはこの先需要が高くなると言われているIT分野を先に勉強しておけば、仕事も受注しやすくなるでしょう。
取り組みやすいものだけではなく、需要の高いジャンルを見極めて勉強しておくとよいでしょう。
自分の価値をわかりやすく発信する
どんなに高度なスキルを持っていても、それを相手に伝えられなければ自分の価値をわかってもらえません。
ポートフォリオやSNSを活用し、自分のスキルや実績を知ってもらえるようにしましょう。
同じスキルを持った人がいたとしても、具体的にわかるほうがクライアントとしては安心できるため、依頼される可能性が上がります。
また、ネット上に公開しておけば、目に留まって仕事を依頼されるかもしれません。
そのときに依頼の窓口にもなるため、ポートフォリオやSNSの活用は大切です。
最後に
フリーランスの人口は増えていますが、全体でみるとまだまだ少なく、特に女性のニーズは高いと考えられます。
ITツールの必要性が加速しているため、仕事はなくなるというより増える一方でしょう。
簡単なスキルは誰でも身に着けており、仕事の受注が難しく、収入が上がらないかもしれません。
抜け出すためにも実績を積みつつ、高いスキルの獲得を目指すことがフリーランス成功のポイントです。
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