フリーランスの中には、日本の平均収入である月収30万円を目標にしている人もいるかもしれませんが、なかなか難しいですよね。
フリーランスが一番悩んでいる問題は、収入の不安定ともいわれています。
月収30万円を達成するにはひたすら案件をこなすだけではなく、いくつか方法があります。
今回はフリーランスが月収30万円を稼ぐ方法とスキルアップ方法について、解説します。
月収30万円は手取りではない
月収30万円を稼げるようになると、生活が安定するといわれています。
しかし、月収30万円になってもそのままの金額が手に入る訳ではなく、会社員と同様に税金が引かれた額が手取りとなります。
月収30万円は税金で約7万円引かれるため、手取りは約23万円です。
ライターやデザイナーなどは大丈夫ですが、職種によっては個人事業税という地方税が数％かかるため、自分の住んでいる地域はどうか調べておきましょう。
また、手取りで30万円が欲しい場合には、月収は約42万円必要です。
自分の欲しい手取りに合わせて、目標月収を決めていきましょう。
フリーランスが月収30万円を稼ぐ方法
目標にしていてもなかなか月収30万円に到達することは、難しいと感じている人が多いと思います。
ただ案件をこなすだけでなく、収入が上がるように仕事に取り組んでいく必要があるのです。
次に、月収30万円を稼ぐ方法について詳しく紹介します。
高単価の案件を受注する
当たり前ですが単価が上がれば収入はアップします。
高単価の案件を受注する際は、どれぐらいの作業時間が必要になるか確認してから受注するようにしましょう。
高単価だからと飛びついてしまったものの、時間のかかる仕事だと作業と給料が見合わないことも。
高単価の案件は、クラウドソーシングで探したり、自分で企業に営業をかけたりすると、受注しやすいですよ。
複数のサイトに登録しておく
複数のクラウドソーシングに登録しておくと、自分に合った高単価の案件が見つかりやすくなります。
さまざまな内容や単価の案件が多くあるため、新しい分野の仕事も見つかりやすく挑戦しやすいですよ。
しかし、クラウドソーシングでは、手数料が引かれてしまうため注意が必要です。
クラウドソーシング以外にも求人サイトでも案件が出ているため、別のサイトをみてみるのも良いですよ。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランス向けのエージェントを利用すると、高単価の仕事や条件の良い仕事を紹介してもらえます。
フリーランスエージェントは、エージェントが一緒に仕事を探してくれるため、1人で仕事を探すのが苦手な場合にもお勧めです。
仕事によっては、非公開求人もあるため、サイトに登録してない人は応募できない好条件の案件も見つかるでしょう。
節税対策をしっかりしておく
節税対策をしっかりとしておくと、損をせずに済みます。
フリーランスになると青色申告という控除があり、活用すると経費が控除の対象になり節税になります。
収入から経費を引いたものが生活費になるので、経費が少ないほど手取りは大きくすることができます。
需要の高いスキルを身につける
自分のスキルを高めて需要の高いフリーランスになりましょう。
スキルを磨くとほかのフリーランスよりも高度な作業ができるようになるため、クライアントからの需要も高まります。
高度な技術を得る以外にも違う分野の技術や知識を学んでおくと、仕事の幅が広がったり、できる作業が増えて単価交渉が成功したりするでしょう。
スキルの高いフリーランスは需要も高くなり、単価の高い仕事ができるため、収入も上がっていきますよ。
自分のスキルをアピールする
フリーランスになった際はSNSやポートフォリオを作成し、自分のスキルを示す場所を作っておくと良いでしょう。
仕事を依頼する際に、どのような実績・スキルがあるのかクライアントは知りたいものです。
そのため、スキルをわかりやすく提示できるポートフォリオは有効です。
また、SNSで活動を発信していけば、クライアントの目に留まり、仕事の依頼が直接来るかもしれません。
依頼がくると、仕事内容や単価について直接交渉できるため、自分の希望内容が通る可能性も高いでしょう。
フリーランスにおすすめのスキルアップ方法
月収30万円に到達し、安定して収入を得るためには、単価を上げて行く必要があります。
単価を上げるためには、スキルアップは不可欠です。
フリーランスがスキルアップする方法について、詳しく紹介します。
スクールに通う
スクールは勉強だけでなく、実践方法まで丁寧に教えてくれたり、添削をしてもらえたりするため、スキルが身につきやすいです。
実践方法までわかると、仕事のやり方がわかりその後も進めやすいですよね。
スクールで見てもらえていると、毎日勉強しないといけない責任感もできますし、勉強癖もつくようになるでしょう。
しかし、費用はほかの勉強方法よりもかかるため、いくつかスクールを比較して、自分に合ったところを選ぶと良いですよ。
セミナーに参加する
セミナーに参加すると、自分では得られなかった知識や新しい情報に出会うことができます。
セミナーでは最新の技術や知識を勉強できるため、知識の幅が広がり、そこからさらに深めていけば、受注できる仕事も多くなるでしょう。
さらに、講師や参加者と直接会話もできるため、人脈を広げる機会にもなります。
人脈が広がると仕事を紹介してもらえたり、セミナーや新しい情報も入ってくるため、スキルアップにつながりますよ。
資格を取得する
資格取得は勉強する際のひとつの目標になるため、計画的に勉強を進めやすくなります。
受験日が決まっているため、逆算して勉強が進めやすいですし、基礎知識の復習もできますよ。
資格取得できれば、仕事に応募する際に自分のスキルの証明になり、クライアントからも信頼されやすくなり、仕事も受注しやすくなるでしょう。
書籍を活用する
専門書は身に着けるべき知識が順番に書かれているため、順序よく勉強できます。
ネットでは本当に正しいかわからない情報もありますが、本で勉強する場合はそのようなことはありません。
人によってはパソコン画面よりも、本を見る方が頭に入りやすい場合や目が疲れにくいこともあり、勉強もはかどるようです。
本を持ち歩くのは大変かもしれませんが、実際に書き込んだり付箋をつけるなど、手を動かしながら勉強できるので定着しやすいですよ。
仕事で実践していく
知識をつけつつ、仕事で実践していくとスキルも身に付きやすくなります。
人間はインプットだけでは知識の定着が薄くなってしまうため、仕事を活用してアウトプットしていくことで着実に身に付けられます。
実際の仕事をしてみることで自分に物足りない部分や不明点も見えてくるため、必要なスキルを効率的に取得できるでしょう。
最初は単価の低い仕事で腕試しとなるかもしれませんが、確実なスキルを得ることで単価の高い案件も受注できるようになるでしょう。
まとめ
なりたかったフリーランスになったものの、収入に不安を抱いている方は多いと思います。
生活を安定させるためにどうしたらよいか悩んだら、まずは平均月収の30万円を目標に仕事を受注したり、計画を立てたりするとよいでしょう。
目標ができると仕事も進めやすくなりますし、単価や仕事量はどれくらい必要なのかもわかります。
そうすれば、毎月安定した収入を得られるようになるため、まず最初の目標としてみてください。
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