「フリーランスでも名刺は必要?」
「フリーランスの名刺には何を記載すればいい?」
フリーランスでも、名刺交換する場面は訪れる場合があります。
名刺交換する場面が訪れた際に、交換する名刺がないとマナー違反になってしまいます!
名刺は営業ツールとしても活用できますので、伝えたいことを明確にして作成しましょう。
そこで今回は、名刺作成のポイントと名刺作成に活用できるサービスについて解説していきます。
ぜひ参考にしてください!
フリーランスにも名刺が必要な理由
フリーランスでも、名刺は準備しておくべきでしょう。
ビジネスマナーとして、名刺交換する場面があるかもしれませんし、名刺があれば自己紹介になるので、便利です。
理由① ビジネスマナーで交換する場面がある
ビジネスの現場で初対面の人と顔を合わせるとき、真っ先に紙の名刺交換を行います。
これだけインターネット社会になった今でも、紙の名刺交換が主流です。
これまで名刺作成の必要を感じなかったフリーランスの方も少なくないと思います。
しかし、今後取引することになるかもしれない企業や相手によっては、初対面の際に名刺交換が始まるかもしれません。
そんなとき、名刺を差し出すことができないとマナー違反になってしまいます。
ビジネスマナーで交換する場面があるということを念頭に置いて、名刺を準備しておくと良いでしょう!
理由② 営業ツールになる
名刺は営業ツールになります。
名刺を通して、「自分がどんな人で何をやっているのか」、どんなことができるのか」を明確に伝えられます。
紙の名刺は形があり手元に残るため、時間が経過しても相手は名刺を通して自分を思い出してもらうこともできます。
理由③ すぐに本題に入れる
名刺があれば、自己紹介を省略できます。
名刺には仕事をするうえで必要になる情報がすべて記載されているので、自己紹介して、連絡先を交換するステップを省略して本題に入れます。
自己紹介省略のためにも、フリーランスとして最初は面倒に思えるかもしれませんが、ぜひ名刺を作っておきましょう。
フリーランスが名刺を作成する流れ
フリーランスの方が名刺を作成する前に、まずは目的を明確にしましょう。
それから、記載項目・デザインを検討していきましょう。
①目的をはっきりさせる
まずは、名刺作成の目的を明確にしましょう。
フリーランスが名刺を渡す目的・・・
- ビジネスマナーとして
- 連絡を取り合う手段として
- 自己PRする営業ツールとして
- 実績やポートフォリオを示すため
- デザインセンスを示すため
「自分は何のために名刺を作るのだろう」「名刺を使って何を成し遂げたいのだろう」と考えて言語化してみましょう!
②記載項目を決める
名刺を作る目的を明確にしたら、次に何を記載するか決めましょう。
記載する項目は、下記などです。
- 名前
- 肩書(職種)
- 資格
- スキル
- 連絡先
- 住所と電話番号
- 運営しているメディアやSNSの情報
- これまでの経歴や実績
- 顔写真やアイコン
- 特技や趣味
③名刺を作成する
名刺を作成するには、下記の方法があります。
- 自作する
- 業者に依頼する
- クラウドソーシングを利用する
名刺の記載項目について
名刺に載せる記載項目について、ポイントになる項目を下記に解説していきます。
名前
通常は、フリーランスであっても自分の本名をしっかりと記載します。
相手に分かりやすくするために、漢字表記だけではなく、ふりがなやローマ字表記も加えましょう。
肩書き(職種)
肩書きや職種は、自分がどのような仕事をしているのかを相手に示すためのものです。
シンプルに、一言でまとめられるように書くと、相手に伝わりやすくなります。
例えば・・・
IT業界に勤めているなら、単純に「エンジニア」と書くよりも「〇〇が得意なエンジニア」と書いておくほうが相手に、自分がどんなことができるのか伝わりやすいでしょう。
資格
仕事に関係する資格を持っていれば、名刺に書いておきましょう。
「資格を記載することによって、特定の分野の知識やスキルを持っていることを示せるか」
「仕事獲得につながるだろうか」を検討して記載しましょう。
スキル
自身の持っているスキルを記載することで、何ができる人物なのか相手に示せます。
プログラマーであれば、扱える言語を記載すれば、どんなことができるのか相手に伝えられます。
連絡先
確実に連絡を受け取れるアドレスを、記載しましょう。
一般的にはメールアドレスを記載しましょう。
業界によっては、SNSの情報を載せておくとスムーズにコミュニケーションが取れる場合もあります。
住所と電話番号
日本の商取引の場面で使う名刺には、住所を記載しているのが一般的です。
自宅兼オフィスで仕事をしているフリーランスの場合は、載せるのは自宅の住所になってしまいますので、自宅の住所を載せるかどうかは各自で慎重に判断しましょう。
運営しているメディアやSNSの情報
- 自分でサイトを運営している
- ビジネスでSNSを多用している
などという場合は、それらの情報は名刺に書きましょう。
自分のサイトやSNSのQRコードを名刺に載せておくと、簡単にアクセスしてもらえるでしょう!
これまでの経歴や実績
これまでの経歴や実績は、相手にアピールし仕事獲得に繋げられる重要な情報です。
どんな実績を名刺に記載できるか考えてみましょう。
顔写真やアイコン
フリーランスは、自分で案件を獲得していく必要があり、そのためには自分の認知度を上げる努力が必須です。顔写真やアイコンの掲載も検討できます。
顔写真があれば名刺を受け取った後からでも、相手に思い出してもらいやすいです。
SNSなどでアイコンを使って活動している場合であれば、その活動と自分を紐づけてもらいやすくなるでしょう。
魅力的なフリーランスの名刺を作成するポイント
次に、魅力的なフリーランスの名刺を作成するためのポイントを解説していきます。
強調したい要素を目立たせる
上記で考えた強調したい要素を目立つようにデザインしましょう。
名刺には、名前・屋号・職業など様々な情報を記載します。
特に伝えたい情報は、何かを明確にし、文字の色や太さを変えるなどして強調しましょう!
例えば・・・
職業を目立つようデザインすれば、どのような仕事をしている人なのか、一目で分かるようになります。
見やすい・個性的なデザインにする
名刺のデザインは、見やすく個性的なものにしましょう。
見やすいデザインにするために・・・
- 載せる情報を精査。
- 文字を揃え、余白を意識してデザイン。
自身のイメージに合った個性的なデザインにすると、相手の印象にも残りやすくなり、その後の仕事にも繋がるでしょう。
個人HPと同じデザインにする
名刺のデザインを個人HPと合わせると、デザインに統一感を出せます。
HPと同じであれば、相手の記憶にも残りやすくなるでしょう。
フリーランスの名刺を簡単に自作できるおすすめツール3選
名刺を自作する場合におすすめツールを3つ紹介します。
自分でデザインしたい人は参考にしてください。
1.Canva
「Canva」は、オンラインで使える無料画像作成ツールです。
名刺テンプレートが豊富に用意されているため、簡単にオリジナルの名刺を作成できます!
Canva:https://www.canva.com/
2.スタプリ名刺
「スタプリ名刺」は、オンラインで名刺をデザイン・発注できるサービスです。
自由編集ツールで、誰もが簡単に編集や作成が可能です。
一般的なビジネス名刺から士業向けなどの職種や、用途に合わせたテンプレートが豊富にあり、自分にあったデザインを作成出来そうです。
スタプリ名刺:https://stapri.com/
3.ラベル屋さん
「ラベル屋さん」は、ラベル・シール用紙などを扱うメーカーが運営しているサイトです。
オンラインで名刺のデザインを無料で作成できます。
無料テンプレートの他、自身でデザインすることも可能です。
ラベル屋さん:https://www.labelyasan.com/
最後に
フリーランスでも、名刺交換をする場面は訪れるでしょう。
相手にどんな印象を与えたいか、どんなことを伝えたいかを考えてみましょう。
ぜひ名刺作成の参考にしてください!
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