フリーランスのイラストレーターを目指している方の中には、
「フリーランスイラストレーターはどのようなスキルが必要なの？」
「フリーランスイラストレーターとして収入を上げていくにはどうすればいいの？」などという疑問をお持ちの方も多いでしょう。
そこで今回は、フリーランスのイラストレーターの仕事の内容や収入の目安、収入を上げるコツについて紹介していきます！
ぜひ参考にしてみてください。
イラストレーターの仕事
イラストレーターとは・・・Webサイトや雑誌などで利用されるイラストを制作するのが仕事です。
イラストレーターが制作するイラストの種類は・・・
- キャラクター等の挿絵
- イラストを利用した解説図
- イラストマップ など
多岐にわたります。
イラストレーターの仕事では、クライアントからの要望に沿ったデザインを行い、挿し絵やカットを描いていきます。
具体的なイラストレーターの仕事は、下記の通りです。
- ポスターや商品パッケージのイラスト制作
- Webサイトのイラスト制作
- 雑誌の挿し絵
- マニュアル掲載する図柄制作
- ソーシャルゲーム内で利用されるイラスト制作
イラストレーターとして、安定的に稼いでいくためには、クライアントの意向を上手く捉え、質の高い作品を納品していく必要があります。
フリーランスのイラストレーターの平均年収と単価相場
フリーランスのイラストレーターへの挑戦を考えた際に、やはり収入面は気になるかと思います。
働き方によって年収の幅は広くなってしまうため、参考程度にしておいてください。
フリーランスのイラストレーターの平均年収は？
「フリーランス白書2019」によると、イラストレーターを含む文筆系のフリーランスの年収は・・・
- 「200万円未満」→32%
- 「200〜400万円未満」→26.9%
- 「400～600万円未満」→21.5%
- 「600～800万円未満」→8.2%
参考▶️フリーランス白書2019｜一般社団法人プロフェッショナル＆パラレルキャリア・フリーランス協会
フリーランスの年収は、持っているスキルの希少価値が高ければ高いほど、単価や収入は上がっていく傾向があります。
例えば、高度な技術が求められる3Dデザイナーなどは、通常のイラストレーターより平均年収が高くなることもあります。
フリーランスのイラストレーターの単価相場は？
イラスト1枚あたりの単価相場は、下記の表の通りです。
案件を受注する際に、仕事内容に合った単価設定であるかどうか確認する目安にしてみてください！
カットイラスト：
| 人物1人／顔のみ／背景なし | 2,000円〜8,000円 |
|---|---|
| 人物1人／全身／背景なし | 5,000円〜15,000円 |
| 人物3人以上／全身／背景なし | 9,000円〜25,000円 |
表紙イラスト：
| 雑誌／パンフレット／カタログ | 50,000円〜150,000円 |
|---|---|
| 単行本／文庫 | 30,000円〜90,000円 |
広告イラスト：
| POP [A4] | 20,000円〜70,000円 |
|---|---|
| チラシ／パンフレット／カタログ[A4] | 20,000円〜90,000円 |
| WEBページのメインビジュアル | 30,000円〜100,000円 |
フリーランスのイラストレーターが収入アップするコツ
フリーランスのイラストレーターとして収入をアップするためには、下記が考えられます。
- 高単価な案件を獲得する
- 複数の案件を請け負う
依頼主は実績を見て、あなたに依頼するかどうか判断します。
そのため、自分の実績を相手にわかりやすくアピールできるポートフォリオの用意が必須です。
ポートフォリオに掲載する作成物は、依頼主が一目でスキルが分かるようなスキルをピックアップし、自分のスキルを示しましょう！
デジタルツールを使いこなす力
基本的に、成果物はデジタルデータとしてクライアントへ納品することが多いため、イラストレーターにはデジタルイラストを描く力が必要です。
デジタルならではの描画力とデジタルツールを使いこなす力を身につける必要があります。
【イラストレーターがよく使うイラストツール】
- Photoshop
- Illustrator
- Adobe XD
- SAI
未経験者や初心者であれば、まずは上記のツールの使い方を覚えることから始めましょう！
デザインスキル
イラストレーターの仕事では、画力だけでなくデザインスキルが求められることが多いです！
そのため、デザインスキルもフリーランスのイラストレーターが身につけると役立てられます！
デザインの視点も忘れずに、自分らしいデザインを確立することは収入UPに繋がります！
ヒアリング力
クライアントの要望に沿ったイラストを描くにあたり、クライアントがどのような作品を求めているか、ニーズを聞き出すヒアリング力が重要です。
自分の思い込みや好みだけで進めようとせず、クライアントのニーズをきちんと理解し、それをイラストとして具現化する必要があります。
仕事を進めていく上で、クライアント自身がゴールを明確に理解していない場面に出くわすこともあるでしょう。
そんな時は、クライアントがイメージを固めていけるように、相手の言いたいことを言語化したり、サンプルを使って提案できるようなスキルを身につけられれば、仕事の幅は広がるでしょう。
市場分析力・開拓力
フリーランスのイラストレーターとして人気を集めるには、『市場分析し、ニーズのある市場を開拓していく』のも有効です。
まだ競合の少ないニッチ市場では、コアなファンを獲得し継続的に案件を受注できる可能性も十分に考えられます！
定期的な市場分析で、自分のイラストレーターとしての立ち位置を確認し、今後目指していく方向性を考えてみると良いでしょう！
フリーランスイラストレーターの求人を探す方法
次に、フリーランスのイラストレーターとして、求人を探す方法について解説していきます！
フリーランス向けエージェントに登録する
下記のフリーランス向けエージェントに登録してみましょう！
- レバテックフリーランス（https://freelance.levtech.jp/）
- Crowdtech（https://crowdtech.jp/）
営業活動をする時間がとれないフリーランスの方でも、案件を受注出来るでしょう！
クラウドソーシングサイトを利用する
在宅で働くフリーランスイラストレーターの場合は、下記のサイトへの登録も検討すると良いでしょう。
- ランサーズ（https://www.lancers.jp/）
- クラウドワークス（https://crowdworks.jp/）
上記のような、大手クラウドソーシングサイトで案件を受注することで、効率よく案件を獲得できることもあります。
知人や友人からの紹介を受ける
イラストレーターの仕事につながる人脈がある場合には、直接、知人や友人からの案件の紹介をしてもらうのも有効的です！
最後に
フリーランスイラストレーターの仕事内容や収入の目安・収入を上げるコツについて解説してきました！
フリーランスイラストレーターとして、活躍したいと考えている方はぜひ参考にしてください！
「独学でスキルをつけるのは難しそう…」
「1人で副業フリーランスを始めるのは不安」
中々１歩を踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方には、リモラボがおすすめです！！↓
