フリーランスで働いていると、思ったように仕事が受注できないことや自分の知識・技術が不安になったことはありませんか。
そのときは、資格取得について考えてみましょう。
仕事が受注できないのは自分の知識レベルが相手に伝わっていない、または不足しているからなのかもしれません。
資格取得すれば、相手に自分の知識や技術がわかりやすく伝わり、信頼してもらえるため、受注や単価の良い仕事に繋がる可能性があります。
この記事では、フリーランスが資格取得するメリットや職種に合わせたおすすめの資格を紹介します。
フリーランスが資格取得するメリット
資格がなくても働けますが、資格を取得すると応募が通りやすくなったり、クライアントに信頼してもらいやすくなったりします。
この項目では、具体的なメリットについて解説します。
スキルアップして新しい仕事に繋げられる
資格取得はスキルアップ、新しい仕事の獲得にも繋がり、より高度な案件を受けられるかもしれません。
情報や技術は常に進化しているため、スキルアップはフリーランスにとって必須です。
そのために、資格取得を活用すると、学習も進めやすいうえに自分の力を試せるため良いでしょう。
できる仕事の幅が広がり単価アップが目指せる
資格を持っていると仕事の幅が広がったり、高単価の案件も通りやすくなります。
仕事によっては「〇〇の資格保持者限定」のような記載がある案件もあり、
そのような応募を限定している案件の単価は高い場合が多く、受注できると収入アップにもなります。
高単価の案件に応募した際も、資格を持っている方が通りやすい傾向にあるため、持っていて損はありません。
自分のスキルを証明でき信頼が厚くなる
資格の保持は確実にその領域について知識があることの証明になるため、クライアントからの信頼も上がります。
特にネット上でのやりとりで仕事が完結してしまうフリーランスは、直接会わないため信頼関係を築きにくいです。
そのため、任せて問題ないという信頼がクライアントとしては欲しいところですよね。
Webライターにおすすめの資格2選
Webライターに資格があるのかと驚かれた方もいるかもしれません。
ライターの世界は奥が深く、ただ書けば良いわけではないです。
専門知識を身に着け、読んでもらえる文章を書くために、おすすめの資格2つを紹介します。
Webライティング技能検定
日本クラウドソーシング検定協会が発行する民間資格です。
基礎から確実に知識をつけられるため、ライター初心者はもちろん、現役ライターにもおすすめ。
こちらの資格はWebライティング技能講座を受講しなければ、受験できません。
そのため、受講の時間が必要になりますが、試験自体は毎月行われているため、自分の予定や学習状況に合わせていつでも受験できます。
選択式の問題とライティングがあり、合格率は50%弱です。
実施協会のサイト上で、試験の総評や解答が掲載されているため、参考にしながら学習を進めると良いでしょう。
Webライティング能力検定
日本Webライティング協会が実施している民間資格で
1級から3級まで用意されているため、自分のスキルに合わせて受験が可能です。
また、公式サイトには受験内容が細かく掲載されているため、自分が身に着けたい知識が入っているのかも確認できます。
基礎的な国語の内容からライターに必要なSEO知識まで盛り込まれた内容のため、学習後はすぐに活用できるでしょう。
Webデザイナーにおすすめの資格3選
Webデザイナーはデザインに加えパソコンの知識も身に着ける必要があり、それぞれに特化した資格が多数あります。
その中でも、Webデザイナーに特におすすめの資格3つを紹介します。
Webクリエイター能力試験
Webクリエイター能力試験は、サーティファイという多くの資格を取り扱う企業が、行っている資格です。
能力に応じてエキスパートとスタンダードの2種類が用意されています。
Webデザイナーに必要な知識や技術が身についているか、確認できる内容で、
合格率は約90%と高いため、公式サイトに載っている問題や内容をしっかり学習しておけば合格できるでしょう。
Webデザイン技能検定
Webデザイン技能検定は、インターネットスキル認定普及協会が実施している、国家検定で
これからフリーランスとして活躍したい人には特におすすめです。
難易度に合わせて1級から3級まで用意されており、どれも学科試験と実務試験に合格しなければいけません。
3級は初心者向けの基礎的な内容となっていますが、2級以降は実務的な内容になるため合格率も低く、現役の人におすすめ!
過去問題も公表されているため、本やネット、過去問題を活用して学習を進めていくと良いでしょう。
Webデザイナー検定
Webデザイナー検定は、画像情報教育振興協会が実施している民間資格で、
ベーシックとエキスパートの2種類があるため、能力に応じて受験できます。
ベーシックではデザインやWebサイト制作の基礎知識、エキスパートではWeb制作の実務的な知識が問われます。
こちらの検定はマークシート方式であり、実務試験や記述試験はありません。
基礎から実務的な内容までしっかり問われるため、デザイナーの仕事に活用できるでしょう。
Webマーケターにおすすめの資格3選
Webマーケターの知識は幅広く、解析方法に始まり、目標設定や計画立案にまで至ります。
また、Googleや情勢に合わせた知識も常に追いかけていかなければなりません。
今回は、知識だけでなく実践も見据えて作られている資格を3つ紹介します。
Web解析士
Web解析士は、ウェブ解析士協会が実施している民間資格で。
マーケターに必要なアクセスやウェブの解析から目標設定、PDCAサイクルについてまで、全般が問われます。
選択式のみの問題となっていることや試験内容が去年から変わったことで、合格率は90%にまで上がっています。
こちらの試験はオンラインで受けられるため、会場に行く必要がありません。
月2回実施されているので、自分の学習状況や予定に合わせて受験しやすいでしょう。
身に着けた知識がそのまま仕事に活かせると、現役のマーケターから言われている試験のため、初心者にも現役の方にもおすすめの資格です。
マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定は、国際実務マーケティング協会が実施している民間試験です。
マーケティングに関する知識だけなく、実務的内容や時事問題まで問われるため、今の情勢を知っておくことも大切です。
IMA
IMAはIMA研究所が実施している民間資格です。
スタンダードとプロフェッショナルの2種類のコースがあり、どちらも講座受講が必須となっています。
こちらの資格は、知識を身に着けるだけでなく、実践で使えるよう実務的な内容に重点を置いているため、身に着けたものはすぐに仕事で使えます。
スタンダードコースは毎月、プロフェッショナルコースは2か月に1回のペースで試験日が設けられているため、自分の予定に合わせて受験しやすいですよ。
講座では課題もあり、添削してもらえるため、自分の理解度をチェックできるのも嬉しい点です。
まとめ
フリーランスは長く安定して働くためにも、常に自分でアップデートしていく必要があります。
自分の知識や技術に不安がある場合には、資格を取得することで、自分のレベルを確認でき、自信をもって仕事に取り組めるでしょう。
メリットの高い資格取得について、ぜひ検討してみてください。
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