昨今のコロナ禍による生活の変化にともない、パソコンを使った在宅ワークをはじめる人が増えています。
在宅ワークは時間や場所にとらわれない働き方ができるため、多様な働きかたが可能です。
転勤族で同じ会社で働くことが難しかったり、育児・介護などでまとまった時間が取れない人でも、隙間時間を活用して仕事ができます。
しかし、「パソコンが苦手でも在宅ワークできるのか不安」という人も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、パソコンが苦手で0からの未経験でも在宅ワークははじめられます!
この記事では、在宅ワークをはじめるのに必要なスキルをご紹介します。
パソコンが苦手で在宅ワークをはじめる勇気が出ないという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
在宅ワークをはじめる人は増えている
フリーランス協会がまとめた「フリーランス白書2023」によると、フリーランスとして活動して6ヶ月~2年未満の割合は25.2%と全体の4分の1を占めており、新たにフリーランスとして活動した人は増加傾向にあります。
また完全リモートの割合は、コロナ以前(2019年まで)が20.2%だったのに対して、コロナ以後(2020年以降)は42.2%と上昇しています。
以上のことから、在宅ワークを新たにはじめる人は増えていることがわかります。
また、今後居住地外の組織と仕事をする際の出勤頻度に関して、完全リモートを希望している割合は52.2%と半数以上を占めています。
現状の完全リモートの割合はコロナ以後(2020年以降)で42.2%のため、今後も在宅ワークを軸に活動するフリーランスが増加すると考えられます。
パソコン苦手でもOK!必要なスキルまとめ
在宅ワークは簡単な作業からはじめられるため、パソコンが苦手でも挑戦できます。
次からは、在宅ワークをはじめるために最低限持っておきたいスキルをご紹介します。
タイピングができる
タイピングは、パソコンで在宅ワークするうえで最低限必要なスキルです。
最初のうちは速くなくてもいいので、正確にタッチタイピングできるように練習するのがおすすめです。
ゲーム感覚で楽しめるタイピングを練習できるサイトをご紹介します。
タイピングが速くなると仕事の効率も上がるため、継続してスキルアップを目指しましょう。
ビジネス文書を作成できる
在宅ワークではメールやチャット上でのコミュニケーションが主流です。
そのため、社会人として問題なくビジネス文書を作成できることが求められます。
取引するクライアントは企業であることも多いので、ビジネス文書でやり取りができると好印象です。
ただし難しく考えすぎず、日ごろから相手にわかりやすく丁寧なやり取りを心がけていれば問題ないでしょう。
ビジネスツールが使える
業務を進めたり、納品をしたりする場合に、クライアントからビジネスツールを指定されることがあります。
主なビジネスツールは下記です。
- Microsoft Office系(Word・Excel・PowerPoint)
- Google系(ドキュメント・スプレッドシート・スライド)
- ビデオ通話ツール(Zoom、Google meet)
- チャットツール(Chatwork、Slack)
初心者であればそこまで難しい操作は求められないため、使用したことがないツールであっても、ネットなどで操作方法を調べながら使いかたを身につけましょう。
簡単なショートカットが使える
ショートカットキーを使うと作業効率がアップします。
時短になるおもなショートカットを下記にまとめてみました。
ショートカット名 | ショートカットキー (Windowsの場合) |
ショートカットキー (Macの場合) |
全選択 | Control + A | command + A |
コピー | Control + C | command + C |
切り取り | Control + X | command + X |
ペースト | Control + V | command + V |
一つ戻る | Control + Z | command + Z |
元に戻した前の状態にする | Control + Y | command + Y |
最初のうちはメモなどを見ながらショートカットを覚えるのがおすすめです。
慣れてくればマウスを使わずにキーボードで作業ができるので、効率がぐんと上がります。
自分で問題を解決できる
在宅ワークは気軽に質問できる環境がないため、自分で問題解決する必要があります。
クライアントとコミュニケーションを取るうえでも、パソコンの操作方法などで質問すると、コミュニケーションにコストがかかってしまうとマイナスな印象を与えてしまいます。
まずは検索サイトや書籍などで調べるクセをつけましょう。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンの場合は、自分がほしい情報にたどり着くために、検索ワードをいくつか入れるとよいでしょう。
キーワードが思いつかない場合は、「渋谷 ランチ おすすめ」などの広いワードで検索して、その検索結果の気になる記事からキーワードを拾って検索するのがおすすめです。
パソコン苦手でもできる!初心者におすすめの在宅ワーク
パソコンが苦手な初心者でもできる在宅ワークは多くあります。
次からはおすすめの在宅ワークをご紹介します。
クラウドソーシングのタスク形式の仕事
クラウドソーシングとは、企業や個人事業主が不特定多数の人に仕事を依頼する形態のひとつです。
クラウドソーシングサイトでも初心者におすすめなのが、タスク形式の案件です。
タスク案件は、クライアントと交渉することなく作業を納品する形式です。
おもな業務としては、データ入力やアンケート集約があります。
単価は低いですが、初心者でも簡単に仕事を獲得できるので、在宅ワークをはじめるための一歩として最適です。
オンライン秘書
オンライン秘書は、クライアントの事業を幅広くサポートする仕事です。
おもな業務の例は下記です。
- サポート業務(スケジュール管理、宿泊手配など)
- 一般事務(書類作成・顧客対応など)
- 経理・総務
- Webサイト管理・SNS運用
クライアントが本来力をいれたい業務に集中するため、さまざまな周辺業務を任されるのが特徴です。
周りから気配りができるといわれる人におすすめの仕事です。
Webライター
Wenライターはネット上のコラムや商品紹介などのコンテンツで文章を作成する仕事です。
マニュアルがある場合も多く、一般的な文書力とタイピングができればはじめやすいのが魅力です。
専門的な知識があれば単価も上がりやすい傾向にあります。
SNS運用代行
SNS運用代行はInstagramやX(旧Twitter)などのSNS投稿を作成したり、DM返信や数値分析などをする仕事です。
ライティング・デザイン・Webマーケティングなど幅広いスキルが求められますが、普段からSNSが好きでよく利用している人におすすめです。
まとめ
在宅ワークは、パソコンが苦手で0からの未経験でもはじめられます。
タイピングや最低限はビジネスツールを使用できるなどのスキルがあれば、在宅ワークが可能です。
初心者におすすめの在宅ワークとしては、クラウドソーシングのタスク形式の仕事やオンライン秘書などがあります。
パソコンが苦手で在宅ワークをはじめる勇気が出ないという人は、この記事を参考にして、在宅ワークにチャレンジしてみましょう!
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