「ポートフォリオという言葉を聞いたことがあるけど、どう作成すればいいのか分からない」
「今あるポートフォリオを案件が獲得しやすくなるように改善したい」
上記のような悩みを抱えているWEBデザイナーの方は多いのではないでしょうか。
Webデザイナーとして活動していくには、ポートフォリオは必須の商売道具です。
そこで今回は、Webデザイナーにとってのポートフォリオの重要性や、基本的なポートフォリオの作成方法・選ばれるポートフォリオのポイントについて解説していきます。
ポートフォリオの作成にお悩みの方はぜひ参考にしてください!
そもそもポートフォリオってなぜ必要?
営業で案件を受注するには、スキルを磨き実績を積むことが重要であることは言うまでもありません。
しかし、せっかくスキルや実績があっても、それを採用側に上手にアピールできなければ、まったく意味がありません。
そこで分かりやすくアピールすることができるのが、「ポートフォリオ」なのです!
ポートフォリオがあれば・・・
- 自分がそれまでにどんな作品を作ってきたのか
- どんな仕事をしてきたのか
- どの程度の実力があるのか
を一目で理解してもらえうことが可能になります。
ポートフォリオサイトを作る際には依頼側の立場に立って考えることが有効です。
- どんなポートフォリオだったら読みたいか
- どんなポートフォリオサイトの方に依頼したいか
などを考えながら作ると効果的なポートフォリオサイトが出来上がるでしょう。
ポートフォリオに載せるべき最低限の情報
ポートフォリオに最低限必要な情報は下記の4項目です。
- プロフィール
- スキル
- 作品紹介
- 料金や問い合わせ先
ここで重要なのは、依頼する側がチェックするのは単に「見た目」だけではないということです。
- 具体的にどんなスキルがあるのか
- どの程度のサイトをどのくらいの期間で作れるのか
上記のような点も確認されています。常に依頼する側の視点に立って考えてみましょう。
プロフィール
プロフィールに載せるべき情報は以下のとおりです。
- 名前
- 生年月日
- 顔写真
- 経歴
- 挨拶文(自己PRや仕事に対する考え方)
スキル
Webデザイナーとして必要な知識やスキルをどれくらい持っているか記載しましょう。
自身が、「具体的にどういったスキルを持っているのか」をできるだけ分かりやすく示します。
後でトラブルに発展する恐れがあるので、正直に、客観的に表すことを心がけましょう!
一般的に掲載すると良いスキルセットは以下のとおりです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- PHP
- WordPress
- illustrator
- Photoshop
- XD
他には、次のようなスキルも記載すると依頼側にとっても親切でしょう。
- UI/UXデザイン
- SEO
- ワイヤーフレーム作成
- ECサイト構築
- ディレクション
- クライアントとの折衝
コーディングまではできないWebデザイナーもいるかと思いますが、HTML・CSS・JavaScritpなどのフロントエンド言語を使えるのであれば、十分なアピールポイントになるのでぜひ記載しましょう。
また、ヒアリング・プレゼン・ディレクションといった経験もある場合には書いておくと良いでしょう。
ディレクション経験があれば、他のWEBデザイナーとは異なった付加価値を提供できるでしょう。
作品紹介
スキルを箇条書きに表しても、実際にどのようなものが作れるのか想像することは難しいです。
そこで、過去に制作した作品を載せることで依頼側のあなたへの理解を深めることができます。
作品紹介パートには、以下の要素を入れましょう。
- 作品画像
- 案件名またはクライアント名
- URL
- 公開年月日
- 作品の概要説明
- 制作日数
- 制作の規模
- 自分の役割や担当した範囲
- 制作した環境や使用した言語・ツール
- 作品作成時の注力ポイントや作品の見どころ
- 作品の成果(アクセス数やコンバージョン率など)
案件などで作成したサイトをポートフォリオサイトに掲載する場合は、実績として公開して問題ないか許可をとることを忘れないようにいしましょう。
依頼側もすべての作品に目を通すことは難しいです。特にアピールしたい作品に絞って掲載しましょう!
ジャンルや雰囲気が偏らないように掲載する作品を選びましょう!
実績が少ない場合には、仮のWebサイトを作って載せると良いでしょう。
その際は、仮で作ったサイトであることを明記しましょう。
料金や問い合わせ先
おおよその費用を掲載することも検討しておきましょう。
以下のように、請け負いたい内容についておおまかな費用を掲載するという形になります。
- コーポレイトサイト:○万円〜
- ECサイト:○万円〜
- LP:○万円〜
- ロゴデザイン:○万円〜
問い合わせ先は必ず記載しましょう。
参考にできるポートフォリオサイト
参考になるポートフォリオサイトをご紹介いたします!
参考になりそうなところは積極的に取り入れていくといいでしょう。
◇UNDERLINE
白を基調としており、非常にシンプルかつインパクトのあるデザイン。
◇平尾誠
黒を基調とした非常にシンプルかつスタイリッシュなサイトです。
◇maima.me
サイト:http://maima.me/
1ページで構成されているにも関わらず、非常におしゃれなポートフォリオサイトです。
◇hasegawahiroshi
サイト:https://hasegawahiroshi.jp/
ポップな色を使いながらも、見やすい構成で親しみを持ちやすいサイトです。
◇jojodesign
円と線で構成された背景が動くことで、非常に印象に残るポートフォリオです。
◇OBANA DAISUKE
スクロールすると多くの実績がサクサク出てきて、洗練さを感じるサイトです。ユーザーに負担を与えないサイト構成となっています。
最後に
上記で説明してきたように、WEBデザイナーにとってポートフォリオは自分のスキルや実績を明瞭に理解してもらうために必要なものです。
ぜひこの記事を参考にポートフォリオを作成・ブラッシュアップしてみてくださいね!
ポートフォリオを作成してからは、そのままにせずに定期的に見直すようにしましょう。
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