クラウドソーシングで仕事を始めたいけれど、
「案件の応募文の書き方がわからない」
「応募しているのになかなか受注できない」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
選考は応募文から始まるため、書き方のポイントを押さえてアピールしなければ、採用につながりません。
この記事では、クラウドソーシングの受注率を上げる応募文のポイントと、応募文を書くときの注意点をご紹介します。
クラウドソーシングで仕事をしたいけれど、応募文の書き方でつまづいている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
クラウドソーシングの受注率を上げる応募文のポイント
応募文は、クライアントとの最初の接点です。
応募文の段階では、文章のみで判断されるため、細部まで意識して作成することが求められます。
また、クライアントが欲しい情報とはなにか、どんな人を採用したいのか、といった相手目線を意識するとよりよい応募文になります。
では、受注率を上げる応募文のポイントはなんでしょうか?
次から詳しく解説します。
指定された項目には必ず回答する
募集要項の中にクライアントから指定の項目がある場合は、必ず回答しましょう。
指定の項目に答えることで、募集要項を読み込んでいるというアピールにもつながります。
実際に仕事するときの姿勢としても判断されるので、募集要項を読み込んだうえで、応募文に回答を記載しましょう。
応募理由を簡潔に書く
案件に応募した理由を、熱意を持ってクライアントに伝えましょう。
ただし、クライアントは多数の応募文を確認することが多いため、あまり長く書いてしまうのは禁物です。
自分が案件に携わりたいと思った理由や、活かせるスキルなどを簡潔に書きましょう。
応募条件にマッチしているかを書く
応募条件の指定がある場合は、条件に当てはまっている旨を記載しましょう。
応募条件に当てはまる経験も記載しておくと、クライアントが業務への適性を判断しやすくなります。
簡単なプロフィールを入れる
応募文に簡単なプロフィールを入れると、さらなる業務につながる可能性があります。
年代や性別や居住地、家族構成などの属性は、最低限記載しておきましょう。
特定の属性に合う業務や案件につながり、自分の経験を活かせる場が増えるチャンスにつながるかもしれないので、プロフィールは忘れずに入れましょう。
案件に合わせて自己PRや経歴を書く
案件の内容に合った内容で自己PRや経歴を書きましょう。自分の経験やスキルがどのように活かせるのかを記載すれば、提案力も評価されます。採用したいと思ってもらえるように、自分の強みをアピールしましょう。
ポートフォリオを入れる
すでに案件を受注していて、提示できる実績があれば、ポートフォリオを提出しましょう。
ポートフォリオとは、これまでに携わった案件や実際に作成した納品物をまとめた、履歴書のようなものです。
ポートフォリオがあれば、クライアントが案件への適性を把握しやすくなるため、お互いに案件へのマッチングがしやすくなります。
実績がない場合は、自分の経験から案件に活かせるものをアピールしてみましょう。
たとえば、子育て系のメディアを運営しているクライアントのWebライター募集であれば、「2歳の子どもがいるため、子育て経験を記事の作成に活かせます。」と記載するとよいでしょう。
WebデザインやWebライターであれば、ブログでサンプルを作成するのがおすすめです。
懸念事項は事前に共有する
業務に関わる懸念事項がある場合は、事前に共有しましょう。
たとえば、育児中や介護中などで業務時間が細切れになる場合がある、といった旨は応募文の段階で伝えると、クライアントも調整しやすくなります。
案件が始まってから伝えると、「事前に共有してくれればよかったのに」とお互い損をするので、応募の段階で誠実に伝えましょう。
応募文を書くときの注意点
応募文では、実際の仕事の姿勢も見られています。
誤字脱字やわかりにくい文章があったり、初心者であることをアピールしたりすると、クライアントが不安を抱いてしまうかもしれません。
では、どのような点に注意して書くとよいのでしょうか?次から詳しく解説します。
テンプレートを使いまわさない
テンプレートの内容を変えずに応募していると、クライアントは応募に対する熱意を感じないでしょう。
基本のテンプレートは作成しつつ、クライアントの事業内容や応募内容に合わせた内容に変えると、応募内容を読み込んでいることや案件への意欲が感じられます。
誤字脱字は必ずチェック
応募文の中で誤字脱字が多いと、実際に業務をしたときにもミスが多いのではないかという印象を持たれてしまいます。
自分で何度も見直しをすると時間がかかってしまうので、誤字脱字チェックツールを使うと時短できます。
ネットには無料のツールもあるので、ぜひ活用しましょう。
おすすめのツールは下記です。
- Enno
- Shodo
Shodoは無料版だと、1回に確認できる文字数が1,800文字のため、文字数が多い場合は文章を分割して確認するのがおすすめです。
伝わりやすく簡潔な内容か確認する
応募文は文章がベースなので、伝わりやすく簡潔な内容になっているかを確認したうえで提出しましょう。
1文が長くなってしまうと、意味が伝わりにくくなる場合もあるので、長くなりすぎる場合は2文に分けてみてください。
また、視覚的な部分も気をつけるようにしましょう。
記号や数字を使って項目立てしたり、スペースを空けてブロック分けしたりすると情報が整理されてわかりやすくなります。
初心者アピールしない
経験が少ないからといって初心者であることを記載すると、クライアントに不安を与えてしまいます。
実際は初心者でも、プロとして仕事を請け負うことを忘れないようにしましょう。
今までの経験やスキルの中から案件で活かせるものをアピールしたり、未経験でも勉強する姿勢を示せば、ポジティブな印象を与えられます。
まとめ
クラウドソーシングで応募する際に、最初のクライアントとの接点になるのが応募文です。
クライアントの事業や案件の内容をしっかりと確認したうえで、応募文を作成しましょう。
クラウドソーシングの受注率を上げる応募文のポイントは下記です。
- 指定された項目には必ず回答する
- 応募理由を簡潔に書く
- 応募条件にマッチしているかを書く
- 簡単なプロフィールを入れる
- 案件に合わせて自己PRや経歴を書く
- ポートフォリオを入れる
- 懸念事項は事前に共有する
クライアントが欲しい情報とはなにか、どんな人を採用したいのか、といった相手目線を意識して応募文を作成しましょう。
また、応募文を書くときの注意点は下記です。
- テンプレートを使いまわさない
- 誤字脱字は必ずチェック
- 伝わりやすく簡潔な内容か確認する
- 初心者アピールしない
応募文の中では、仕事に対する姿勢も見られているので、とくに上記には注意しましょう。
ついつい自己アピールを入れたくなってしまう応募文ですが、採用するクライアントの視点に立って、自分のどんな経験が役に立つのかを伝えましょう。
その姿勢を忘れなければ、案件がはじまってからも、お互いによい関係を築けるはずです。
この記事を参考に応募文を作成して、クラウドソーシングの案件にぜひチャレンジしてみてくださいね。
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