フリーランスイラストレーターとしてスタートしたものの
上記のような不安や悩みを抱える人も少なくありません。わたしもそのうちの1人でした。
この記事では現役フリーランスイラストレーターが意識している
第一線で生き残るためのポイント
安定した仕事の取り方
などを紹介しています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フリーランスイラストレーターが生き残るためのポイント
実はフリーランスイラストレーターになるには資格などは必要がなく、宣言した瞬間からフリーランスイラストレーターと名乗ることができます。
しかし、名乗ったからといってすぐに仕事がもらえるわけではありません。
フリーランスイラストレーターとして第一線で活躍するためには、下準備が必要です。
①イラストレーターとしての経験・実績作り
フリーランスイラストレーターとして活躍するためには
イラストレーターとしての経験や実績がとても大切です。
イラストレーターとしての経験や実績が0の人と、イラストレーターとしての経験や実績が数件でもある人だったら、少なくても実績がある方に依頼をしたいと思う人の方が多いのが実情。
どんなに優れた技術を持っていても、信用問題という点に焦点を合わせた場合、経験や実績が必要です。
フリーランスイラストレーターとしての経験や実績を作る方法として、友人・知人からの紹介という方法があります。
自分から周りの人にイラストレーターとしての仕事がないか聞いて回ったり、宣伝することで仕事を回してもらえるかもしれません。
実際に私がフリーランスのイラストレーターとして活動し始めた時も、SNSを使ってイラストの仕事がないか聞いて回ったり、自ら案件を募集していることをアピールしました。
時にはイラスト企画を立てたり、低単価の案件を引き受けたりすることで徐々に実績を増やすことに成功しています。
また、ポートフォリオを作る過程でSNSを開設し、
イラストを投稿することも経験・実績作りに役立ちます。
ポートフォリオは案件を獲得する際に自身を効率よくアピールするためのツールとして必ず必要です。
案件を探す前にポートフォリオを作っておくことをおすすめします。
②スキルアップ
フリーランスイラストレーターとして活動するからには、もちろんイラスト技術やイラストツールスキルは必須です。
近年ではネットで検索すると、イラストツール操作の解説動画やイラストの描き方を載せている人もたくさんいます。
しかし、独学で習得するためには忍耐が必要。
ひとりで勉強するのが苦手だという人はオンライン講座もスキルアップに役立つでしょう。
③コミュニケーション能力を高める
フリーランスということは、自分で仕事を獲得しなければ稼ぐことができません。
フリーランスイラストレーターは基本在宅で行いますが、案件に応募する際・仕事の連絡のやり取り・納品時など、直接話すことはなくとも人と接する事は多いです。
やり取りをする中で、お互い気持ちよく接することができる人と仕事をしたいと思うもの。
いわゆる営業力を身につける事も、フリーランスイラストレーターとして生き残るために必要
SNSなどを使って活動している人は、積極的に自分から話しかけに行き仲間を作ることから始めてみると良いかもしれません。
仲間を作ることで情報収集や先ほど説明したように、案件獲得にも繋がるのでおすすめです。
フリーランスイラストレーターとして安定した仕事を得るためには
フリーランスイラストレーターとして生き残るためのポイントを押さえたところで、次は安定した仕事を獲得するための方法を見ていきましょう。
継続的に案件を得るためには複数の経路を持つことが重要
フリーランスイラストレーターとして継続的な案件を得るためには、案件獲得のためのツールをひとつに絞るのではなく、複数持つことが必要です。どういうことか説明すると、
例えば継続案件を1つ持っていたとします。しかし、なんらかの理由でクライアントが仕事の継続が困難に。
当然、この案件しか請け負っていなかった場合
仕事がなくなってしまいます。
仕事がなくなる=収入が途絶える
ということです。
しかし、このようなイレギュラーが起きた時に複数の案件獲得ツールを持っていれば焦る事はありません。
フリーランスとして活動する以上、イレギュラーな事態を想定して動く必要があるので、収入源の細分化が必要です。
実際に私が利用している案件獲得ツールや案件獲得におすすめな方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
①クラウドソーシングサイトの活用
クラウドソーシングサイトとはクライアント(ワーカーを探している企業や個人)とワーカー(フリーランスの仕事を探している人など)を繋ぐサイトです。
初心者向けの案件も多く取り扱っており、ジャンルも幅広く用意されています。
実際に私も駆け出しの頃からお世話になっています。
まずはどんな仕事があるか見るだけでもよいので、
登録しておくと良いでしょう。
②フリーランス向けのエージェントサイトの活用
クラウドソーシングサイトは自身で営業をかけるのに対して、フリーランス向けのエージェントサイトはエージェントが自身の代わりに営業活動や単価交渉などを行ってくれます。
また、継続案件も多いので長期的に仕事が欲しいという人にも向いています。
条件として1〜2年の実務経験がないと仕事を紹介してもらえないこともあるので、フリーランスエージェントサイトの利用を考えている人は、ある程度実績を積んでおくようにしましょう。
③SNSでの宣伝
さきほど少し触れましたが、SNSを使っての宣伝活動でも案件を獲得することができます。
SNS用のアイコン作成やヘッダー作成
ブログ内で使用するアイコン作成など
また、自身の作品を見た企業からお声がかかる、というケースもあります。
幅広い層の人に自身の作品を見てもらうという点でも、SNSでの宣伝は効果的です。
④自身のサイトを作って案件を募集する
ポートフォリオを作る際、サイトを利用して作るという方法があります。
とはいえ、実績や経験、知名度などでも依頼率は変わります。相手から依頼してもらうためには地道な努力も積み重ねていきましょう。
⑤自分のスキルで集客をかける
ココナラなどのサイトに登録し、自身のスキルで集客をかけるという方法もあります。
この方法は自分のイラストやスキルを気に入った人から依頼をしてもらう方法なので、ある程度の知名度や実績、スキルを身につけている人向けです。
利用者数も多いのでなかなか初めは集客をかけづらいかもしれませんが、登録しておいて損はないでしょう。
いくつかの案件獲得方法を紹介しましたが、
クライアント自体も複数抱えておくと安心です。
とはいえ、あまりにも多くのクライアントと契約し、案件を抱えすぎて納期に間に合わないという事態に陥っては本末転倒です。
収入の細分化を考えている人は、自身のキャパをオーバーしないよう注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フリーランスイラストレーターとして生き残るためには
地道に経験や実績を積むこと、案件を獲得するための方法をいくつか用意することが大切です。
この記事が少しでも参考になったのなら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。